2022年02月23日
アリバイ会社選ぶ際には,皆さま独自の判断基準があるかと思いますが,ここでは正しい判断基準を解説します。
アリバイ業者は,それを専門業として営んでいる業者と,本業の傍ら副業としてアリバイ会社を営んでいる業者があります。
風俗店が事務所でアリバイ会社を副業で営業しているという業者も存在します。
アリバイ会社を選ぶときは,専門業として営業している業者を選ばなくてはいけませんが,これを見分けるのは至難の業です。
アリバイ専門業者は専属のスタッフが常駐しているので顧客対応が早いと考えられますので,少なくとも,①電話に出ない,②平日18時までのやり取りでメールの返信が15分以上かかるような業者,このような業者は選ぶべきではありません。
インターネットの検索結果が上位にあることや,ホームページの見映えがの良し悪しは,優良業者であるという判断基準にはなりません。
これは広告業者やWEBデザイナーのスキルの問題に過ぎません。
優良業者を探すためには,まず店舗での登録や書類の受け渡しが可能かどうかを確認してください。
(実際に店舗来店する必要はありません。)
アリバイ会社から受け取った源泉徴収票などの書類の不備が原因で利用者に損害発生した場合,営業場所が定かではないアリバイ業者だと損害賠償請求ができないからです。
逆にいうと,営業場所をオープンにしているアリバイ業者は,損害賠償に発展しないように最新の注意を心掛けて顧客対応に努めるという意識が働きます。
(※ホームページに掲載されている住所に営業所が存在するとは限りません。)
続いて,在籍確認のサービスは,電気通信事業法により総務省に営業の届出をする義務がありますが,ほとんどのアリバイ会社は届出をしていないのが実情です。
届出をする場合は,代表者の身分証明書を提出するため,顧客からの損害賠償請求を免れるために届出をしていないものと思われます。
以上をまとめると,
①店舗登録が可能
②総務省届出業者であること
以上に該当するアリバイ会社を選べば間違いはありません。
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