マッチングアプリを使った詐欺事件に注意

滋賀県警大津署は16日、大津市の会社員男性がマッチングアプリで知り合った女性に約755万円をだまし取られた、
と発表した。同署によると、男性は昨年6月ごろに知り合った女性から、
「副業したらお金を稼げた」
「稼いだら一緒になるためのお金がたまる」
などと外国為替証拠金取引への投資を勧めるメールを受け取り、同年7月~今年3月、アプリを介して指定されたネットバンキングの口座に計21回にわたって現金を送金したという。
(記事引用元)https://news.yahoo.co.jp/articles/5308f983e686bdd451921b54cc757d9de0b931c9

 

> 詐欺グループの間ではマッチングアプリで詐欺のターゲットを探すという手法が定番化しているようです。
昨年もジュビディワールドというビットコイン詐欺グループの首謀者が詐欺罪で逮捕されていますが,この事件の被害者はマッチングアプリで知り合った女性に騙されたそうです。厳密にいうと女性ではなく,ボイスチェンジャーを使った男性だったそうですが,如何なる状況であろうと,マッチングアプリその他SNS等で知り合った者に金銭等を渡してはいけません。

投資,売買,その他何らかの勧誘を持ち掛けられた場合は即ブロックしなければ,相手のペースの嵌ってしまって結果騙されることになります。
本当に儲けることができるビジネスは他人に教えずに自分でこっそり稼ぎます。
そのビジネスや投資では稼げないから他人を勧誘して利益を得ているだけなのです。
如何わしいビジネスや暗号資産(仮想通貨)などの勧誘を受けたら,なぜそのような儲け話が自分のところにくるのかと疑ってください。
身分証を提示してきたとしても偽造の可能性があります。

詐欺師がターゲットと直接会って欺罔行為を行うために,アリバイ会社のサービスが悪用されていることも有り得ますので,名刺その他在職証明などを渡されても絶対に信用してはいけません。
契約書が交付されたとしてもただの紙切れだと思ってください。

アリバイ会社使えば容易に身分設定ができてしまうので,とにかく身分証明書,名刺,社員証。,契約書,その他あらゆる書証が提示されたとしても,マッチングアプリその他SNSで知り合った者から金銭の負担を伴う勧誘を受けたら100%詐欺だと思って間違いありません。

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