2022年02月27日
消費者金融でのキャッシングやクレジットカードの申し込みにアリバイ会社を利用する方もいますが,アリバイ会社には審査に通らないという苦情が寄せられることも少なくないそうです。
アリバイ会社に問題がある場合もありますが,利用者に問題がありこともあります。
ここでは利用者側の問題点を取り上げてみたいと思います。
CICなどの信用情報には,勤務先情報が登録されます。
『令和1年4月1日』に株式会社Aを勤務先として記入して借り入れをした場合,その際の勤務先の会社名が登録されます。
その後,その会社を退職して,『令和2年3月20日』にアリバイ会社を使ってキャッシングの申し込みをしたとします。
その際に,勤続年数5年と書いた場合,平成27年3月からアリバイ会社に勤務していたということになります。
しかし,信用情報には,『令和1年4月1日』時点で株式会社Aで勤務していたという情報が登録されていますので,仮に勤続5年が正しいとした場合,令和1年4月1日の申し込み時にもアリバイ会社で勤務しているということになりますので,勤務先として株式会社Aが登録されていると矛盾が生じることになりなす。
このように勤続年数で嘘が判明するということもあります。
このように勤続年数を長くすればいいというものではありません。
ちなみに,SBI,エポスなど,金融会社が賃貸保証会社を兼ねている場合,賃貸の審査でもCIC情報を確認されると思ってください。
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